居住用財産の譲渡所得

今日は確定申告の最終日ですね。

花粉が飛んでいるようで目を開けているだけでもつらいです。

 

昨日は居住用財産の譲渡所得の申告書のチェックを頼まれました。

論点は以下の様なことが挙げられます。

 

3,000万円特別控除 (譲渡所得が3000万円も減らせる)

 ・②とのダブル適用ができるか

    →できる

10年超所有軽減税率の特例 (本来の分離長期の税率より約5%安くなる)

 ・「所有期間」は相続で取得した場合はどうなるか

    →相続や贈与により取得したものは、原則として、被相続人

     贈与者の取得した日から計算する。

 ・居宅兼店舗の場合はどう計算するのか

    →譲渡所得のうち居宅部分の割合をかけた金額について軽減

     税率を適用する(6千万円部分まで)。

 

ほかにも細かい判断基準はたくさんありますが、主な点を上げました。

譲渡所得はたいてい金額が大きいので、措置法をしっかり適用するかどうかで税額がかなり変わりますね。責任重大です。その分やりがいも大きいです。

 

 

 

減価償却あれこれ

笑) 今日は納税協会の確定申告相談員の当番でした。

 減価償却について合っているか見てほしいというのが2件あり、手計算してみた後に念のためパソコンに入力して確認するという石橋を叩くようなことをして(結論としては)やや無駄な時間を取らせてしまいました。

 償却率が0.001違う気がする・・・とか繰延資産が残存価格1円残してあるんだけどなんで?など少し間違っていると思うことを、パソコンに証明してもらいたかった(笑)のでした(ドヤ顔で間違いを指摘してあとで万が一私の勘違い・記憶違いだったら恥ずかしすぎるでしょう?)。

 結局午後から相談に来られた方について時間が延長してしまい納税協会の職員の方も含めご迷惑をかけてしまって申し訳なかったです。無料相談の限界を感じました。

 

・繰延資産は残存価格はゼロなので気をつけましょうね。

・償却率も旧定額法と定額法で違ってたりしますので気をつけましょう。

 

更正の請求

 今日は納税協会の会員向けの確定申告相談会の相談員をさせていただきました。

 つい最近自分の過去の確定申告について更正の請求していたのですがその経験がすぐに役に立ちました(笑)。

 もっとも自分でやったのは所得税の申告についてだったのですが、相談は消費税の申告の更正の請求でした。相談会場にはそんな用紙は置いてなかったので税務署に取りに行こうとしたのですが、一緒に当番をされている先生に「このパソコンを使ってネットで出せますよ」と教えていただいたので調べたら本当にすぐ出せました。それを印刷して更正の請求書を作成してもらいました。

 初めての相談員で少し緊張しましたが無事に終了してホッとしました。

 

 ところで更正の請求をするとわりときっちり領収書などの提示を求められ、逆に修正申告をしなければならなくなったりするそうですね。するときには本当に間違いがないかきっちりよ~く確かめてないと恥ずかしい目に合いそうです^^;。

手書きで確定申告

 今日は所属税理士会の確定申告相談会の最終日でした。

 途中でネット接続が切断し、e-taxが使えなくなったので手書きに切り替えをして対応しました。

 午後からは復旧したのですが一部手書きで対応していました。

 いつも手書きで下書きをしているという先生がいて処理が早くとても頼もしかったです。そちらの税理士事務所では手書きで下書きしてからパソコン入力するとのこと。たしかに面倒ではありますが、手間が掛かる分入力ミスが発見できてメリットも大きいと思いました。今回のようにパソコンがダウンしたときは非常に活躍できますよね。

確定申告相談会

 今日は確定申告相談会の業務でした。

 このブログでははっきりとどこで税理士をしているか等明確にしていないのは、明確にしても良いという判断をする自信がないからです。相談内容等を書くとしても当然匿名ですがどんな相談を受けたか書くと、迷惑がかからないはずですが当事者本人が見たとしたら気分はどうかなぁ(秘密をばらされそうでヒヤヒヤするのかな等)と思ってしまいます。

 このブログ自体全く商売っ気がなくアクセスする人もたまたまで通り過ぎるだけでしょうがネットの世界はなんとなく特に慎重になるべきな気がします。

 

 以上のような前フリをした後ですが一つ公開しても問題ないと判断する相談内容をあげてみようと思います。

 住宅ローン控除で所得税はゼロになったので確定申告をして医療費控除を受けても意味ないでしょうか、住民税が減ったりしますか?

 正直所得税の相談の心構えしかなく住民税は賦課課税だからあまり詳しくもないので相談を受けた瞬間は住民税がどうなるか手計算してみて示さないといけないのかなと焦りました。結局「すぐに正しく住民税額がいくらか出せないので念のため確定申告しましょう」という対応をしましたが、その結論を出すまで10分以上かかってしまったような気がします。後で冷静になって考えると正しい対応だったと思うものの、いきなり聞かれて即答しなければと思っていたその場では状況を俯瞰できず焦ってしまいました。

 

 今日は午前中は相談からパソコン入力までして忙しかったのですが午後からは相談受付だけでわりと暇でした。ほかのパソコン担当の税理士先生は忙しそうでちょっと申し訳なかったです。

 

  話は変わるのですが以前試しで作った自分のホームページがヤフーで検索してヒットするようになっているのに今日気づきました。カウントが14になっていました。知り合いの方でも検索してくれたんでしょうか。ちょっと嬉しい気分でした。

 メインで4ページぐらい作ったはずなのですが最初のページしか出なくなっていました。ちゃんと確認して直さないといけないですね^^;

 

 

エクセルのフィルタ機能 リスト範囲が設定できない

 エクセルで勘定科目を横に並べて金額を横に広げ、フィルタ機能を使って各勘定科目だけを抜き出そうとしていました。

 以前はうまくできて、数値フィルタで空白セル以外を選択したらその勘定科目の数字だけ抜き出すことができるはずです。

 ところが今回やってみると何故か最初の20行目ぐらいまでしかフィルタの範囲がかからないのです。

 手動でしてもまたフィルタボタンを押したときには元通りになります。なぜか分からずリストを作り直したりしていました。

結局うまくいかないのでネットを調べると、 

 

「フィルタは、空白行や空白セルがあるとそこで検索(フィルタ)が途切れる」

 

ということがわかりました。

なので全くデータがない行を消してみるとうまくいくようになりました。

こういうのもそのうち忘れてまた困りそうなので書き留めておきました。

弥生会計のデータをfreeeへ取り込む

 会計ソフト間のデータのやり取りは簡単にできるように書いてあるのですが、やっぱりなぜかどこかうまくいかないものじゃないでしょうか?

 弥生からフリーにデータを移すときにいろいろな方法でしてみました。結局できた方法は次のような方法でした。

① 弥生の仕訳日記帳データをエクセルに変換する

② ①のデータの日付を、セルの書式設定で2001/3/14の種類に変える

③ フリーでファイル名を指定して取り込む

 この③でどの列が日付、借方勘定科目、貸方勘定科目、金額・・・なのかを指定するのですが、③の前に②をしておかないとエラーになって取り込むことができません。

 それがわかるのに1時間ぐらいはかかったと思います。そのままだと何故か日付がおかしな値になっているのです。

 

忘れたときはこの日記を読み返そう。