薬剤師ネタ

 今は確定申告等で忙しいのですが疲れて気分転換にサイトを見ていたら薬剤師ネタが目に入ってきました。

ネットの記事を一部編集して引用します。

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 お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司(43)が28日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」に出演。この日は「せっかちな関西人がイライラする瞬間」をテーマにトークを展開。 山内は「処方箋持って病院の近くの薬局行った時に、処方箋見て薬渡してくれる薬剤師の人がカウンセリングじゃないけど“どうされたんですか?”“お熱今あるんですか?”って。いや、関係ないやん」と薬剤師に症状を尋ねられることがイライラすると語った。

 続けて「診察はもうしてきた。その結果、処方箋もらって渡してるねんから。さっさと薬もらって帰りたいのに」と不満を口にし「“どうされたんですか?いつから熱出てるんですか?”って、あれもう全然要らん時間やなって思っちゃう。しんどいから、はよ薬渡して帰らせてほしいのに」と症状については医師に診察してもらってるからこそ、薬だけもらって一刻も早く帰りたいと訴えた。

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 この発言とその語の会話でいろいろ苦情もあったようですが、実際そう思っている人は少なくないと思います。もちろん薬剤師はまずは謙虚に不満に向き合うべきでしょう。

私が薬剤師の時(特に昔ほど)は、薬の内容について確認することを嫌がる人はざらで、中には処方箋を手渡す瞬間に「はよせ~よ!」といい、お渡しするときに「ええからさっさと渡しとけばええんじゃ!」という人もたまにいました。また、何も言わない人でもお金を投げ捨てるように出されたりしました。

「薬剤師って感謝される素晴らしい仕事よ!」と情熱を持って働いていた薬剤師(めったにいなかったけど・・・)を尊敬すると同時に薬剤師ってなんてつまらない仕事なんだろうと失望していたものです。

同意していたり反論があったりいろいろあるのも全く想定通りな印象です。

 

 でもいまだにこんなに調剤薬局の(不満の対象となっている)上記の業務の必要性について(いろいろな意味で)世間の理解が乏しいのは問題だと認識すべきでしょう。必要性についてしっかり公示するとともに不満に対して誠意ある態度で地道に答えることが業界をよりよくする方法なのでしょうか。行政の方も不満は理解不足と片付けるのではなく制度(調剤報酬算定の規定等)の問題がないか、いろいろな観点からの意見を反映させることを継続して行う必要がありそうです。

 

 理想を高くもって一生懸命仕事されている薬剤師の方、自分の職業に失望せず頑張ってください。